リサイタルレポート その2

後半はがらりと雰囲気を変え、後期ロマン派の巨匠リヒャルト・シュトラウスの作品を演奏しました。ドビュッシーより2歳年下で、プーランクとも同時代を生きた作曲家ですが、その作風は大きく違います。

まずは数少ないシュトラウスのピアノ独奏曲より、「5つのピアノ小品 第1番 変ロ長調」を演奏しました。

そして本日最後にして最大のプログラム、「ヴァイオリンソナタ 変ホ長調 Op.18」を富山宏基さんと一緒に演奏しました。富山さんとは学生時代からよく一緒に演奏させていただき、かれこれ10数年のご縁です。

このヴァイオリンソナタは規模の大きな難曲で、半年以上に渡る合わせ練習を重ねて、本番に臨みました。

さて、今回は衣装チェンジに加え、ヘアスタイルも大きく変えました。 スタイリングは、混声合唱『うたの森』でお世話になった団員さんで、プロの美容師さんでもあられる鈴木恵子さんです。

スタイリング前はこの状態ですが・・・

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本番ではこうなりました!ちなみにこのヘアスタイルは休憩時間を利用して、ほんの5分で作っていただきました。プロの早業です!!

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恩師や、仕事でお世話になっている方々、友人たちも駆けつけてくれ、お蔭様で満席の会場で演奏できました。この場を借りて、心よりお礼申し上げます。

「100の練習より1度の本番よ!」というお言葉をある方から頂きましたが、まさにそれを実感したリサイタルでした。

今後も日々、研鑽を重ねてまいります!!

 

 

 

 

 

 

 

リサイタルレポート その1

主催のカワイ音楽振興会様よりご提供いただいた写真を中心に、コンサートの様子をお伝えします。

まずはリハーサルから。

舞台からは、このように客席が見えます。たくさんの椅子を目の前に、本番をイメージしながらの最終リハーサルです。

今回は前半と後半で衣装チェンジをし、こちらはドビュッシーとプーランクを演奏の際に着用したドレスです。今までに無い個性的なドレスを選んでみました!

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ステージ上のお花は、日頃、伴奏者としてお世話になっております、女声合唱団『ベルの会』の皆さまがお送りくださいました。

ドレスの色にぴったりのコスモスで、一気にステージが華やかになりました。

ありがとうございました!

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前半のプログラムは、ドビュッシーとプーランクの若い頃の作品から、夜想曲を中心に選びました。

サロンコンサートということで、お客様との距離も近いことから、演奏の合間にトークを挟み、簡単な曲目解説や、曲に対する思い入れなどをお話させていただきました。

リサイタルとしては初の試みで緊張しましたが、お陰様で好評でした!

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