2018–19 活動報告 その②

◆0才からのコンサート 音のおもちゃばこ vol.4 (2019年1月)

年明けすぐは、北海道十勝・音更町で4度目の開催となるファミリーコンサート。

新たな試みとして、シラカバで作ったウッドブロックで子ども達と一緒に演奏したり、バレエとのコラボも取り入れ、約700名のお客様にお楽しみいただけました。

十勝毎日新聞様に、コンサートの様子を記事にしていただきました。

いつもありがとうございます!

◆演奏表現学会 第7回 演奏研究発表(2019年3月)

東京・恵比寿の日仏会館ホールにて、プロコフィエフの『束の間の幻影』Op.22 全曲演奏しました。

全20曲の短い曲からなるこの作品は、全曲通して演奏される機会は比較的少ないと言えます。

個性の異なる小品をどのようにまとめるか、という難しさはありましたが、若き日のプロコフィエフの心に見えた幻影の数々を、音で表現できるよう努めました。

 

◆演奏表現学会 4・5月例会

所属する演奏表現学会の例会にて、二宮洋先生の発表を、演奏でお手伝いさせていただきました。

3月の研究演奏で演奏した『束の間の幻影』の一部を演奏しましたが、客観的に作品や演奏を振り返る上で非常に勉強になりました。

4月の例会について

5月の例会について

◆子どもランド・おびひろ研究報告(2019年5月)

近年では演奏活動以外に、研究活動にも力を入れています。

この日は、帯広市内の保育所の協力を得て実施した長期的な音楽アウトリーチの実践報告を行いました。(於:帯広市民文化ホール)

こうして書くと、固い内容のように思われがちですが・・・保育所5歳児クラスの子ども達と、楽器や歌を通して音楽を楽しむアウトリーチでした!

↓ 園児達と音楽劇『くるみ割り人形』を発表した様子です。

(2018.12.5付 十勝毎日新聞より)

◆オープンカレッジ 講師(2019年6月)

6月には本学オープンカレッジで、「ピアニストってどんな仕事?」というタイトルで講演をさせていただきました。

副題に「日々の練習こそ命!」と書きましたが、本当にそうですね・・・。

仕事をしながら日々の練習を重ねるのは楽ではないですが、長年積み上げたからこそできる演奏は確実にあるので、今後も精進していきたいです。

◆TETSUYAバレエスクール プチコンサート(2019年8月)

1月のコンサートでもお世話になった野崎哲也さんが主宰されている〈TETSUYAバレエスクール〉の発表会でゲスト演奏をさせていただきました。(於:帯広市民文化ホール)

可愛く華やかなバレリーナさん達とご一緒でき、幸せなひと時でした!

TETSUYAバレエスクール様 HP

◆全国大学音楽教育学会 研究発表(2019年8月)

全国大学音楽教育学会 第35回全国大会〈札幌大会〉で、「木育による楽器づくりと演奏実践」について口頭発表を行いました。

1月の「0才からのコンサート~」に取り入れた、シラカバのウッドブロック作りとその演奏について、コンサート来場者様のアンケートを基に考察し、発表しました。

◆埼玉工業大学 集中講義(2019年8月)

埼玉工業大学人間社会学部・鈴木和秀先生の「音響環境論Ⅰ」の、集中講義「録音制作の実際」に、ピアニストとして参加しました。

本講義では、ピアノの状態やマイクの置き方など、色々実験しながら録音を完成させていく、という内容でした。

普段あまり接することの無い、工業大学の学生さん達とのやり取りも楽しみながら演奏させていただきました。ありがとうございました。

2019年は、いくつかの研修(リトミック指導資格、木育マイスター資格)の受講が重なったため、演奏活動自体は少な目となりましたが、2020年はこれらの資格も活かしながら、更にステップアップしていきたいと思います!!