0才からのコンサート New Year 音のおもちゃばこ その1

1月11日(月祝)、音更町文化センター大ホールにて、OOJCオープンカレッジ特別コンサート『0才からのコンサート New Year 音のおもちゃばこ』が開催されました。(公演チラシはこちらから)

0才から入場可能なコンサートが開催されるのは、恐らく十勝では初めてとのこと。

これまでの経験から、企画内容にはある程度の自信は持っていたものの、実際どのくらいのお客様にいらしていただけるか非常に心配しておりました。

しかしながら会場にはなんと・・・約450名のお客様が!!嬉しい驚きです!!


沢山の可愛いお客様に囲まれて、コンサートが始まります。

まずはエルガーの〈威風堂々〉から。

ピアノが演奏し始めると、間も無く後方からクラリネットのゆきちゃん(廣嶋如花)、歌のまみこお姉さん(棚瀬麻実子)が入場し、演奏しながら客席を練り歩きます。今回がコンサートデビューの赤ちゃんもにも、間近で演奏を聴いて頂きました♪

出演者が出揃った所で、まずはウォーミングアップ!

〈幸せなら手をたたこう〉、〈雪〉や〈アイアイ〉などを皆で踊ったり歌ったりしながらコンサートは進んでいきます。

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そんな中、食いしん坊のゆきちゃんが、クラリネットはそっちのけでバナナを食べ始めます。

「バナナばっかり食べてないで、クラリネットの練習をしなさ~い!!」

「いやだ~~!!バナナ食べたいんだも~ん!!」

駄々をこねるゆきちゃんが暴れだすと・・・

 

大変!!

 

クラリネットが真っ二つに壊れてしまいました。

 

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泣き出すゆきちゃん。

みんなが心配しているとそこへ…

クラリネットの妖精さんやお友達、村長が集まってきました。

三味線が得意な村長がおまじないをかけると、あら不思議・・・クラリネットが元通りに!

すっかり安心した所で、村の皆が集まり、よさこいを踊り始めます(YOSAKOIサークル 「蘭」)。

津軽三味線(尾籠克哉)とピアノの伴奏で、華麗な舞を見せてくれました。

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・・・その2に続きます。

リサイタル 開催レポートその1

9月6日(日)音楽の友ホールでのリサイタルが、無事に終了いたしました。

当日は雨にも関わらず、約100名のお客様にお越しいただきました。

ありがとうございます!!

近頃、人気急上昇中の街・神楽坂にある音楽の友ホール。

定員150~200名の小ぶりのホールですが、天井が高く音響が良いホールです。 P1040787 (1280x960) こちらのホールの魅力は、<ベーゼンドルファーインペリアル290>が置いてあること。 <インペリアル>の名は、ハプスブルク王朝に献呈されたモデルであったことから来ているそうです。(音楽の友ホールHPより)

通常ピアノの鍵盤の数は88鍵ですが、このピアノは低音部分にプラス9鍵、全部で97鍵あります。

左側の黒く塗られている鍵盤が、通常より多い部分です。 P1040866 (1280x960) 実際の演奏では、黒く塗られた鍵盤部分の音は使いません。

しかし、この音の弦が倍音(ひとつの音を鳴らした時に、同時に振動する周波数を持つ音)の共鳴弦として作用するため、より艶やかで色彩豊かな響きを得ることができるのです。

ベーゼンドルファーは、ドイツ・オーストリアの作品が合うイメージですが、音域による音色の味わいの違いを表現できるこのピアノなら、今回のメインプログラムであるショパンのバラードの魅力をより引き出せるのではないかと考え、この会場を選びました。


 

さて、前半は、19世紀終わり~20世紀前半にかけて活躍したフランスの作曲家、ドビュッシー、サティ、プーランクの作品から。

ワルツ形式で書かれた作品が中心のプログラムです。

 サティ(1866~1925)

ジュ・トゥ・ヴ

幻想ワルツ

 プーランク(1899~1963)

ワルツ(《6人組アルバム》より) FP17

即興曲 第7番 ハ長調 FP63

即興曲 第12番 変ホ長調「シューベルト讃」 FP113

即興曲 第15番 ハ短調「エディット・ピアフ讃」FP176

メランコリー  

ドビュッシー(1862~1918)

夢想

レントより遅く

喜びの島

変わり者同士のドビュッシーとサティが30年に及ぶ固い友情で結ばれていたり、プーランクはサティの影響を面白いほどまでに受けていたり・・・異なる個性を持つ3人ですが、非常に興味深い人間関係が見て取れます。

それらを解説しながらの演奏でしたが、熱心に聞いてくださるお客様の表情に励まされ、ついつい喋り過ぎる私でした…(笑)!!

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・・・その2に続きます。

リサイタル 開催レポートその2

後半は、ショパンのバラード全4曲。言わずと知れた名曲揃いです。

ショパン(1810~1849)

バラード第1番 ト短調     Op.23

バラード第2番 ヘ長調      Op.38

バラード第3番 変イ長調  Op.47

バラード第4番 ヘ短調      Op.52

1曲だけでも、リサイタルのメインプログラムになり得る充実した内容であり、しかも書かれた年代がそれぞれ異なる4曲のバラードを、どのような流れ、テンションで演奏するか、準備の段階でかなり試行錯誤しました。

音楽の渦に飲み込まれそうになる瞬間が何度かありましたが、全曲通して弾くことで、バラードの例えようのない奥深さを身をもって感じることができました。

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アンコールでは、研究テーマにしているドビュッシー校訂版のショパン作品(論文はこちら)から、『練習曲 p.25-1 エオリアンハープ』と『小犬のワルツ』を演奏しました。

「音楽の魅力って何だろう?」「なぜ自分はピアノを弾きたいのだろう?」と自問自答することの多かったこの半年間。

考えられる全ての準備をしてリサイタルに臨んだ訳ですが、それだけでは演奏は完成しない、と改めて感じる本番でした。

聴いてくださるお客様の集中力、楽器や調律師さんとの相性、スタッフさんの作ってくれる空気感、当日の天気、湿度…様々な状況と演奏者が化学反応を起こして初めて演奏ができあがるのだと思います。


さて、今回のリサイタルにも、これまでお世話になった沢山の方々がいらしてくださいました!

学生時代から伴奏させていただいている「多摩童謡の会」の皆さま。

かれこれもう10数年に渡り、応援してくださっています♪

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前職の弥栄高校、音楽専攻の生徒たち。

たった半年会わなかっただけで、見違えるほど大人っぽくなっているではないですか!!皆ありがとう、北海道にも遊びに来てね♪

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こんなに可愛いお客様まで♪ 赤ちゃんの頃から知っている2人です。

最後まで一生懸命聴いてくれました!

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パリから帰省中のピアニストの友人と私の両親。今回もとってもお世話になりました!

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当日いらしてくださった方々はもちろん、励ましの言葉をいただいたり、支えてくださった全ての皆さまに、この場を借りて心からお礼申し上げます。

ありがとうございました!