後半はまず、トランペットの楽器紹介から始まります。
ドレスアップしたひろちゃんが、トランペットの音が出る仕組みについて、詳しく教えてくれました。
「トランペットは、ボタンを押さなくても、音を変えられるんだよ」
右手を使わず、口だけで音程を変えてファンファーレを吹くひろちゃん。
そこへ、レースが始まったと勘違いしたこうへいくんが駆け込んできました!!
競馬新聞に燕尾服という、なんとも妙なスタイルです。。。
競馬の予想に未練を残しつつも、気持ちを切り替え、今度はこうへいお兄さんによるピアノの楽器紹介!
3本あるペダルの、それぞれの役割などについてお話してくれました。
「なにかスゴイ曲弾いてよ!」という信介お兄さんのリクエストに応え、
『ショパンの練習曲 作品10-4』を演奏するこうへいお兄さん。
およそ2分間の曲の中で、約2千個の音を弾いているそうです。
こうへいお兄さんの華麗なテクニックに魅了された信介お兄さんは、考えました。
「一人で弾いてこんなにすごいなら、二人で弾いたらもっとすごくなるのでは!?」
そこで、もうひとりのピアニスト、ゆみお姉さんが登場し、連弾で超絶技巧版『剣の舞』を演奏しました。
熱演を間近で見て、ますます興奮した信介お兄さんは、良いことを思いつきました。
「みんなにも近くで聴いてもらいたい!!みんな、舞台に上がっておいでよ!!」
…なんと、半数以上のお客様が舞台上に上がってくださいました。
たくさんのお客様に囲まれながら、トランペットと連弾で、オペレッタ『天国と地獄』の中の『カンカン』を演奏しました。
この曲は、運動会の徒競走の曲としてよく知られているため、鍵盤上でこうへいお兄さんとゆみお姉さんがかけっこをしているイメージで編曲してみました。(プライバシーの点から、こちらの曲の映像はございません)
さあ、楽しかったコンサートもいよいよ終わりの時間が近づいてきました。
最後はみんなが大好きな、『ディズニーメドレー』。
ひろちゃんが扮しているのは、今年話題になった、あのプリンセスです!
曲が進むにつれ、客席からは自然と手拍子が起こり、演奏者と一体になっていきます。
演奏後、鳴り止まない拍手に、急遽『Let It Go』をアンコールとして弾かせていただきました。
この上ない幸せなひと時でした!!本当にありがとうございました。
普段はピアニストである私が、今回歌や編曲などにも挑戦し、正直な所不安な面もありましたが、逗子のお客様にこんなにも温かい拍手をいただくことができ、幸せな気持ちでいっぱいです。
頼もしい共演者たちにも、心から感謝しています。
最後に余談ですが…
コンサートに来てくれた小学一年生の甥が、絵日記を書いてくれました。
これからも、たくさんの子供たちの心に残るようなコンサートを作っていきたいです!